インテル・ウイルス対策ソフト最大手買収
インテル(米国)は米インターネット・セキュリティーのマカフィーを76億8000万ドルで買収すると発表。マカフィーはウイルス対策ソフトでは業界1位で,買収することでセキュリティー技術を戦略的中核に捉える狙いがある。1株当たりの買収金額は48ドルで、マカフィー株の18日終値の60%以上乗せた価格。マカフィーはインテルの子会社となる。
三菱重工、伊の補修会社の筆頭会社
三菱重工業はイタリアのガスタービン補修会社のアトラ社に出資したと発表。出資額は明らかにしていないが、同社の発行済み株式の40%を取得し、筆頭株主になった。三菱工業は出資により欧州地域での火力発電所の保守サービス体制を拡充。また、現地での新製品の発電用タービンの拡販につなげる。三菱重工は昨年4月にベルギーの発電機保守会社を買収し、東欧や中東での保守体制を展開している。アトラ社への出資で補修に携わる工場と技術者を確保し、欧州での事業拡大に弾みをつける。
帝人、米国ナノテク買収
帝人は、米国のナノテクVBのナノグラム(カルフォルニア州)を20億円で買収した。ナノグラムのインクは直径20ナノメートル以下のシリコン超微粒子を有機溶剤に混ぜて作る。帝人は太陽電池や家電メーカーにインクの試供品を出荷する。主に太陽電池の発電部分や液晶ディスプレイの画像の制御に用いる半導体素子である薄膜トランジスタの材料としての用途を想定。
パナソニック、三洋・パナ電工を完全子会社化
パナソニックは三洋電機とパナソニック電工を完全子会社化する方針を固めた。パナソニックは三洋電機を50.2%、パナソニック電工を52.1%保有しているが、両者を完全子会社する際の買収額は、時価に対して3割上乗せした場合、三洋電機が4700億円、パナソニック電工が4500億円にのぼる。そのため、パナソニックはTOBに向けて増資を検討している。
丸紅、石油大手(中国)と提携
丸紅は中国の石油大手、中国石油化工(シノペック)のプラント子会社と提携し、南米やアフリカ等で今後5年間で総額1,000億円規模の受注を獲得する。
日本曹達ダウ・ケミカル子会社M&A
日本曹達はダウ・ケミカルの子会社で農業用殺虫剤を製造している「テブフェノジド」の製造、販売権を買収する。買収金額は明らかにしていないが、数十億円とみられる。子会社のテ社の売り上げは二十億円〜三十億円。米、果樹園の害虫駆除の製品を製造している。
王子製紙 マレーシアの段ボール最大手M&A
王子製紙は、マレーシアの段ボール、板紙の最王手のGSペーパーアンド・パッケケージング社(GSPP)を買収すると発表。国内市場が成熟する中、成長が見込める東アジア地域での事業強化を図る。GSPPの09/12の売上高は150億円、工場は、マレーシアに段ボールと板紙の2か所を有している。マレーシアに進出している日系電機メーカー向けに段ボール等の販売強化を狙う。
富士フイルム、ブラジル医療機器販売会社買収
富士フイルムは、ブラジルで同社の製品を販売しているNDT社(サンパウロ市)を買収すると発表。現地法人を通じ、NDT社の全株式を取得する契約を結び、4月1日から直販体制に切り替える。NDT社は富士フイルムのX線フイルム、医療用の画像診断器、医療画像情報ネットワークシステム等を販売している。資本金687万5000レアル(約3.5億円)従業員147名。
富士フイルムはブラジルを含む新興国で、医療器械向け製品の販売を2年間で2倍にする計画。
富士フイルムはブラジルを含む新興国で、医療器械向け製品の販売を2年間で2倍にする計画。
NTTコミュニケーション、ネット広告買収
NTTコミュニケーションはインターネット広告のクロスティング(東京、渋谷、田村博巳社長)を買収すると発表。総額61.66%を既存株主のエキサイトと伊藤忠商事から9億2400万円で取得する。NTTコムはネット広告技術を取り込み、新サービスの開発に役立てる。
キョウデン昭和KDEをTOB
キョウデンは東証2部の昭和KDEに対しTOBを実施し、完全子会社化すると発表。一株当たり130円で買い付ける。買い付け期間は8日から4月19日まで。応募のあった全株式を買い付ける。応募株式数が買い付け株数の下限(1003万5000株)に達しない場合は全株式を買い付けしない。